開催⽇:2025年1月23日(木曜)
1月開講講座の一部ご紹介です。本講座では毎回1章段をとりあげ、歴史的、宗教的な背景などを考えながら読み解いていきます。中世軍記文学の名作『平家物語』の巻第三を読みます。『平家物語』の名文を味わいながら、その豊饒な世界を楽しみましょう。
鹿ヶ谷事件の影響で世情が不安定な中、清盛の嫡子重盛が亡くなります。父清盛や平家の横暴に心を傷めていた重盛の死は、平家と後白河院との決裂にもつながっていきます。この講座では、重盛の死を中心に、平家物語における重盛の描き方を見ていきます。重盛を失った清盛と平家がどのようにして滅亡へと向かうのか、ということについて考えてみたいと思います。
治承3年11月17日、清盛は関白基房以下43人の官職を停止し、基房を九州へ、太政大臣師長を尾張国へ流罪にしました。琵琶の名手であった師長は、熱田神宮へ立ち寄りますがそこで明神の感応を得ます。いわゆる治承3年の政変について、考えてみます。
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開催日時 |
2025年1月23日(木曜)10:30~11:45 |
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講座名 | 「大臣流罪」 |
講師 | 浜畑 圭吾 先生(佛教大学 文学部 准教授) (講師プロフィール) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |