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【秋が過ぎても、学びの冬夜、読書の冬夜】谷崎潤一郎と探偵小説 ~レトリックとしての犯罪/「私」(1921)他~

開催⽇:2024年10/10,11/7,12/12,2025年1/16,2/13,3/6(全日程、木曜)「秋が過ぎても、この冬から、月1回計6冊読破しよう!」

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【12月ピックアップ】谷崎潤一郎と探偵小説.jpg

さあ、秋が過ぎても「学びの冬夜」「読書の冬夜」、寒い夜にミステリーはいかが?

「学びの秋、読書の秋」秋の夜長が過ぎても、この冬から学び・読書をはじめよう!!冬の夜は空気が澄んで、星や月も美しく見えます。そんな時間に「ミステリー」はいかが?谷崎潤一郎(1886-1965)は大正期に、のちのミステリー作家に影響を与える都市小説・犯罪小説を多く発表します。本講座ではこれら「探偵小説のさきがけ」ともみなせる作品を読み解き、しかけられた秘密、謎、犯罪といったものが描き出す近代性(モダニティ)とは何かについて考えていきます。

3月開講講座は、レトリックとしての犯罪『私』(1921)

「私」(1921)は、犯罪の容疑がかけられた〈私〉の一人称語りで構成された作品です。物語のレトリックが犯罪小説のトリックそのものにつながる様相を読み取っていきます。

月1回、秋が過ぎても、この冬から計6冊を読破しよう!

【第1回】2024年10月10日(木曜)10:30~11:45「モダン都市へのまなざし/「秘密」」『秘密』(1911)

【第2回】2024年11月7日(木曜)10:30~11:45「フィクションの在処/「白昼鬼語」」『白昼鬼語』(1918)

【第3回】2024年12月12日(木曜)10:30~11:45「狂気と語り/「柳湯の事件」」『柳湯の事件』(1918)

【第4回】2025年1月16日(木曜)10:30~11:45「劇化のリアリティ/「呪はれた戯曲」」『呪はれた戯曲』(1919)

【第5回】2025年2月13日(木曜)10:30~11:45「偶然性の物語/「途上」」『途上』(1920)

【第6回】2025年3月6日(木曜)10:30~11:45「レトリックとしての犯罪/「私」『私』(1921)

≪受講にあたっての留意事項≫ 本講座はいわゆる「ネタバレ」を含みます。扱う作品は新潮文庫、集英社文庫、中公文庫等で読めますので、ぜひ一読後にご参加ください。

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※受講には会員登録が必要です。

開催日時 2025年3月6(木曜)10:30~11:45 
講座名 レトリックとしての犯罪/「私」
講師

日高 佳紀 先生(佛教大学 文学部 教授)

講師プロフィール

定員 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順
会場 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス
オンライン:Zoomウェビナー

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