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【9月ピックアップ講座】『平家物語』を読む ~平家の行く末の危うさを描く、叙述の方法を考える~

開催⽇:2024年9月19日(木曜)

文学文学
対面
オンライン

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9月開講講座の一部ご紹介です。本講座では毎回1章段をとりあげ、歴史的、宗教的な背景などを考えながら読み解いていきます。中世軍記文学の名作『平家物語』の巻第三を読みます。『平家物語』の名文を味わいながら、その豊饒な世界を楽しみましょう。安徳天皇の誕生を得て平家は全盛を迎えます。しかし、多くの恨みを買っていた平家の栄華にも翳りが見えていました。前篇では、鬼界ヶ島に流された藤原成経、平康頼、俊寛の物語が中心です。後世、能や歌舞伎、小説の舞台にもなった場面ですが、そうした素材の面白さだけでなく、哀感あふれる平家物語の文章も味わいましょう。『平家物語』のさまざまな魅力をご紹介します。

鬼界ヶ島に俊寛を訪ねた有王は、主人の最期をみとります。その後高野山に遺骨を納め、諸国修行の旅に出ました。そのころ都では辻風が発生し、甚大な被害が出ていました。様々な恨みを抱えた平家の行く末の危うさを、平家物語は描きます。滅亡へ向けての叙述の方法について考えてみます。

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※受講には会員登録が必要です。

開催日時

2024年9月19日(木曜)10:30~11:45

講座名 「僧都死去」「辻風」
講師 浜畑 圭吾 先生(佛教大学 文学部 准教授)
講師プロフィール
定員 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順
会場 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス
オンライン:Zoomウェビナー

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