開催⽇:2024年8月1日(木曜)
8月開講講座の一部ご紹介です。日本仏教美術発祥の地、奈良。6世紀前半に仏教が伝来して間もなく、飛鳥古京に仏教文化が根付き、藤原京をへて平城京の時代を迎えるとわが国の上代美術は爛熟期を迎え、この地で大輪の花を咲かせました。奈良の地で開花したこうした上代美術のことを「奈良美術」と呼称します。本講座はこのような奈良美術の探求を主眼とするものです。今期は白鳳伽藍として復興を遂げつつある薬師寺とその本尊に焦点を当てて、同寺の創立と造営過程、本尊薬師三尊像をめぐる諸問題について考察する予定です。
平城京薬師寺と金堂本尊薬師三尊像をめぐる問題を取り上げて詳しく解説します。現三尊をめぐる問題をとりあげるとともに、ここでは中尊薬師像の台座の意匠をめぐる問題について諸説を紹介しつつ考察します。時間があれば薬師寺の上代建築も探求します。
※受講には会員登録が必要です。
開催日時 | 2024年8月1日(木曜)10:30~11:45 |
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講座名 | 平城京薬師寺と金堂薬師三尊像③ |
講師 | 中野 聰 先生(佛教大学非常勤講師、龍谷大学非常勤講師) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |