開催⽇:【見逃し配信】講座申込受付中※視聴期間2024年9月9日(月曜)まで
【「見逃し配信」申込期限・視聴期限ともに】2024年9月9日(月曜)まで
それは、中秋の名月「旧暦8月15日の夜」のことでした・・・。第四帖「夕顔」巻では、光源氏と夕顔のラブストーリーだけでは終わりません。愛し合う二人に突然の別れがおとずれます。それは、読者に不安や緊張感を抱かせ、手に汗握るまさにサスペンスの世界へと誘います。あの世とこの世を繋ぐ多くの異界スポットがあるといわれる「京都」より、今年の8月イベントは『源氏物語』のサスペンスの世界をご紹介。O.L.C.通常講座「『源氏物語』を読む」を、通常講座の世界観はそのままに、納涼バージョンでお届け。紫式部が『源氏物語』に仕掛けた、伏線の数々を繙いていきます。
「物の怪(もののけ)」の存在は、登場人物たちの感情、心理状態の動きを際立たせ、物語に緊張感をもたらしています。まさに「サスペンス」の状況を作り出しています。物語における物の怪の役割とは?物の怪の登場により、単なる「おそろしさ」だけではなく、人間の美しい面「愛」「希望」の場面に対して、人間の弱さの面「儚さ」「絶望」を強く示し、いつのまにか「おそろしさ」の中に「美しさ」が表れます。紫式部が「物の怪」を通じて表現したかったものとは・・・。今回は、『源氏物語』五十四帖の中で何度か登場する「物の怪」を取り上げ、「物の怪」の解釈を通して、平安時代の恋愛観や道徳観、精神文化に触れていきたいと思います。
紫式部は、女性によって書かれた世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』の作者です。O.L.C.通常講座では、2022年度後期講座(10~3月)より、「『源氏物語』を読む」を開講しています。紫式部のゆかりある場所が近くに点在する京都のO.L.C.の講座にて、大河ドラマの予習・復習はいかがですか。五十四帖からなる『源氏物語』ですが、O.L.C.講座ではシリーズ講座も1回のみの受講から可能で、各回で完結する内容で実施しています。現在は、第五帖「若紫」巻を開講中です。第一帖から第四帖も「バックナンバー講座」として現在申込受付中ですので、途中からでも最初からでも、あなたの学びにあわせてスタートできます。
※2024年6月24日(月曜)AM10:00申込スタート!!
※受講申込みの前に「会員登録」が必要です。会員登録はいつでも登録可能 ⇒ 会員登録はこちら
講座名 |
O.L.C.イベント講座「『源氏物語』×もののけ」~ラブ&サスペンスの世界へようこそ~ |
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開催日時 |
ライブ配信は「2024年8月9日(金曜)17:00~18:15」に無事終了いたしました。O.L.C.講座は、対面・オンラインのどちらで申込んでも「翌日より1か月間の見逃し配信付き」です(※対面のみの実施講座は除く)。見逃し配信期間中も、講座申込を実施中です。 |
講師 | 神原 勇介 先生(佛教大学 文学部 講師) (講師プロフィール) |
「見逃し配信」申込期限・視聴期限 |
「見逃し配信」講座申込期限・視聴期限ともに「2024年9月9日(月曜)まで」 |
受講料 | 無料 |
※通常講座は、金曜日の13時00分~14時15分で開講しています。
2024年度 前期(4~9月)「現在開講中の講座」第五帖 若紫巻の鑑賞(前篇)お申込みは、こちら。
2023年度 後期(10~3月)「バックナンバー講座」第四帖 夕顔巻の鑑賞 お申込みは、こちら。
2023年度 前期(4~9月)「バックナンバー講座」第二・三帖 帚木・空蝉巻の鑑賞 お申込みは、こちら。
2022年度 後期(10~3月)「バックナンバー講座」第一帖 桐壺巻の鑑賞 お申込みは、こちら。
◆講座パンフレット『講座案内2024前期(4~9月)』は、こちら。
◆講座一覧「2024年 4~9月講座」は、こちら。