開催⽇:2024年7月22日(月曜)
7月開講講座の一部ご紹介です。高度経済成長期以降、かつてのフィールドであった農山漁村が大きな変貌を遂げてゆく中で、1970年代末頃より新しい民俗学のフィールドを都市に求める動きが見え始めた。これが「都市民俗学」である。そこでは都市の民俗学的な解釈を試みた研究、あるいは「現代社会」や「現代の世相」を解明するという研究が中心となった。そのひとつが"都市伝説"の研究である。いったいどのような世相から、いかなる都市伝説が生み出されたのだろうか?
民俗学は決して過去のことを探ることが目的ではありません。民俗学の目的は、現代に生きる私たちのくらしについて知ることであり、さらに私たちの未来のくらしについて考えることにあります。今年は民俗学の創成期からの歴史を辿りながら、現代社会において民俗学は如何なる意味を有しているのか。皆さんといっしょに考えてみたいと思います。
※受講には会員登録が必要です。
開催日時 | 2024年7月22日(月曜)15:00~16:15 |
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講座名 | 都市民俗学と都市伝説 |
講師 | 八木 透 先生(佛教大学 歴史学部 教授) (講師プロフィール) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |