開催⽇:2024年5月27日(月曜)
5月開講講座の一部ご紹介です。柳田国男が民俗学の世界へ足を踏み入れるきっかけとなったのは、1908年から翌年にかけての2度の旅であった。そのひとつが、宮崎県椎葉村での新たな発見である。今一つは岩手県遠野への旅である。この2回の旅とそこでの経験が柳田の興味を大きく転換させることとなった。柳田は椎葉と遠野の伝承に何を見出したのだろうか?
民俗学は決して過去のことを探ることが目的ではありません。民俗学の目的は、現代に生きる私たちのくらしについて知ることであり、さらに私たちの未来のくらしについて考えることにあります。今年は民俗学の創成期からの歴史を辿りながら、現代社会において民俗学は如何なる意味を有しているのか。皆さんといっしょに考えてみたいと思います。
※受講には会員登録が必要です。
開催日時 | 2024年5月27日(月曜)15:00~16:15 |
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講座名 | 遠野物語の世界 |
講師 | 八木 透 先生(佛教大学 歴史学部 教授) (講師プロフィール) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |