開催⽇:2024年2月20日(火曜)
2月開講講座の一部ご紹介です。京都や滋賀の集落を歩くと、土葬墓を発見することがあります。遺体を埋める「捨て墓」と魂を祀る「詣り墓」の2つの墓をつくる「両墓制」をはじめ、各地の墓地を訪ね歩いた講師が、現地の写真とともに余すところなく「墓」について語ります。男女分けされたアイヌの墓、亀の甲羅のような形状の沖縄の墓、徳川家の墓所の謎、天皇陵のヒミツなど。仏教民俗学の結集である「墓」を学ぶことで、「自分」を見つめてみませんか。
アイヌは男女で墓を分ける不思議な風習があります。一方、奄美や沖縄ではかつて、洗骨を伴う風葬が続けられてきました。沖縄では巨大な破風墓や亀甲墓が残っています。いずれも、どんどん数を減らし、貴重な民俗遺産が風前の灯火です。
※受講には会員登録が必要です。
開催日時 | 2024年2月20日(火曜)13:00~14:15 |
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講座名 | アイヌの墓、沖縄の墓 |
講師 | 鵜飼 秀徳 先生(作家、正覚寺住職、佛教大学非常勤講師) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |