ピックアップ

1月開講講座の一部ご紹介です。徳川家康の後半生をたどります。家康は一六〇三(慶長八)年に征夷大将軍になりますが、それに合わせて自己の系図を清和源氏と定めたとよく言われますが誤りです。講座では家康と関東とのつながりを考え、江戸の街の建設の経緯も掘り下げて検討します。そして家康後半生の二大合戦である関ヶ原合戦と大坂の陣を踏まえて、家康の統治理念や文化政策、国際問題について解説します。

関ヶ原合戦は、単なる豊臣と徳川との覇権抗争に留まるものではなかった。関ヶ原合戦において家康の率いる東軍の内実は、純徳川軍ではなく福島正則・浅野幸長ら豊臣系武将の軍事力が高い比率を占めていた。何故であるのか、関ヶ原合戦の実相を明らかにしていきます。

※受講には会員登録が必要です。