開催⽇:2024年1月22日(月曜)
1月開講講座の一部ご紹介です。今日の節分行事は、平安期から宮中で行われていた「追儺(ついな)」に由来します。節分の諸行事は、季節の隙間である時期に、人間たちに襲いかかる目に見えない疫鬼や、さまざまな災厄を祓うために行われてきたものです。京都の吉田神社や福知山市の大原神社の節分祭を紹介しながら、節分に訪れる鬼とは、いったいどのような存在なのかについて考えてみたいと思います。
四季を通して行われるまつりや諸行事は、人と神仏とが交感する機会でもあり、また、人々がふと立ち止まって過去を振り返り、自らを省みるときでもあります。さらにまつりや行事には、それぞれの季節ごとの意味付けがなされています。春には春の、秋には秋の、季節ならではの祈りや願いが込められているのです。そのような、まつりや行事の裏側に秘められた民俗的意味について読み解いてみたいと思います。
※受講には会員登録が必要です。
開催日時 | 2024年1月22日(月曜)15:00~16:15 |
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講座名 | 節分と鬼 |
講師 | 八木 透 先生(佛教大学 歴史学部 教授) (講師プロフィール) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |