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8月開講講座の一部ご紹介です。万葉歌は歴史と深い関わりを持って生み出されています。そして、歌によって「歴史」を語り出すというのが『万葉集』の性格の一つです。「歴史」という観点から『万葉集』を読んでいきます。歴史的事件の経過の中で、万葉歌が生み出されるその瞬間に、できる限り迫ってみたいと思います。

天平5年（733）、遣唐使が派遣されました。その時に詠まれたのが山上憶良「好去好来歌」。自身もかつて唐国の土を踏んだことがある憶良は、どのような言葉を遣唐使たちに贈ったのか。遣唐使をめぐる当時の人々の思いを読み取ってみたいと思います。

8月1日（火曜）10：30～11：45『遣唐使派遣と山上憶良「好去好来歌」』土佐 朋子 先生（佛教大学 文学部 教授）

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