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【無料講座】「七夕×和歌文学」~31文字に想いを込めて~

開催⽇:2023年7月7日(金曜)

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日本で最初の和歌集である『万葉集』

O.L.C.通常講座の「『万葉集』を読む」を、通常講座の世界観はそのままに、七夕バージョンでお届けします。

誰もが短い文章を書く、SNS時代のわたしたちにとって、この溢れる想いをきちんと伝えるのは、難しい・・・。

日本では万葉の時代より、短い文字数で想いを伝える文化がありました。

それは、TwitterやInstagramより文字数の少ない、たった31文字の和歌文学の世界。ほんの限られた文字数で、気持ちや情景を伝えることが和歌文学の醍醐味です。

余分な言葉を削ぎ落し、丁寧に選んだ言葉の中に、イメージやメッセージの想いが込められています。

七夕伝説は万葉人の『推し』だった!?

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「会いたい、あなたに会いたい。」

いま、あなたが一番会いたい人は、誰ですか。

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七月七日、星が降る夜の「七夕宴」、万葉人は、一年に一度の逢瀬を遂げる二星の恋を歌に詠みました。

万葉人にとっても、「七夕」は特別で憧れの存在でした。

78世紀の律令官人における『七夕萌えの実態』

万葉人が「七夕」を知った時、それは、令和の「尊い・エモい・萌え」と同じ感覚だったのかもしれません。

七夕は中国から来た伝説のため、7~8世紀の日本では、歌だけでなく漢詩も創られています。それらが、どのような雰囲気の中、どのような人々によって、どのような興味関心を持って創作されたのか。

和歌と漢詩は、切り離して考えられがちですが、万葉の時代は、和歌と漢詩の両方を創る人もいましたし、同時に同じ場で創作されたと思われるものも少なくありません。「和歌と漢詩は違う」という一般的なイメージや常識が、このO.L.C.講座で、意外な発見があるかもしれません。

さあ、今年のO.L.C.七夕バージョン講座は「和歌と漢詩の競演」です。O.L.C.講座で、一緒に「七夕宴」を楽しみましょう!

講師より

現代に生きる私たちは、自らが生きるこの時代と向き合う中で、人を想い、人を欲し、その気持ちを「言葉」に載せようとします。万葉の時代に生きた人々もまた、彼らが生きた時代と向き合い、自らの切実な想いを「言葉」に託してきました。1000年以上の時を経てもなお、「言葉」によって他者に共感を求める「人間」の営みは変わっていない・・・。「言葉」は、人間がその時代に生きた「証」だとも言えるかもしれません。7月7日七夕の日、それらの「言葉」を読み解いてみませんか。

開催日時:2023年7月7日(金曜)17:00~18:15

講  師:土佐 朋子 先生(佛教大学 文学部 教授)

定  員:対面 50名/オンライン 400名 ※事前申込制・先着順

会  場:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』/Zoomウェビナー

受 講 料:無料

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