開催⽇:2023年3月10日(金曜)
3月開講講座の一部ご紹介です。歌舞伎は400年ほど前に誕生した芸能です。いまも多くの人々を魅了する歌舞伎ですが、演目には多くの人物が登場します。架空の人物であったり、モデルがいたり、神さまも仏さまもでてきます。猪が重要な役割を果たすこともありますね。本講座では、歌舞伎のなかの人物をとおして、歌舞伎の魅力にせまりたいと思います。
『菅原伝授手習鑑』の大役、藤原時平(ふじわらのしへい)。妖魔のような存在として梅王丸らの前にたちはだかります。実在の藤原時平は菅原道真を讒言で大宰府に追い落としますが、一方では笑い上戸であったといいます。このことをモチーフにしたのが『天満宮菜種御供』、ぞくにいう「時平の七笑」ですが、このときは貴公子としてあらわれます。この回では、時平公について、検討していきましょう。
3月10日(金曜)10:30~11:45『『菅原伝授手習鑑』の人物 藤原時平と時平公』斉藤 利彦 先生(佛教大学 歴史学部 教授)
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