開催⽇:2023年6月19日(月曜)
6月開講講座の一部ご紹介です。私たちの身のまわりに存在する多種多様な仏のイメージ。今から約2,000年前に誕生し、時代や地域によって多様な変容をとげ、各々に固有の美と聖性、意味を内包しています。本講座では、これら多様な仏教美術を「人々と仏のイメージの関係性」という視点で読み解いていきます。
「今年一年が無病息災で、実り多い、幸せな年となりますように...」いつの時代も変わらぬ人々の願いではないでしょうか。そのような願いをかなえてくれる力をもつと信じられた経典と絵画があります。仏教最大の経典・大般若経と釈迦十六善神画像です。『西遊記』の三蔵法師のモデルとなった、唐僧・玄奘が命を賭してインドにわたり、持ち帰ってきた経典とその記憶を封じ込めたイメージ。一千年以上、アジア各地の人々に希望を与え続けてきた聖なる儀礼世界にご案内します。
6月19日(月曜)10:30~11:45『幸せな一年でありますよう-大般若経と釈迦十六善神』 川野 憲一 先生(神戸市立博物館 学芸員)
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