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【5月ピックアップ講座】賀茂祭(葵祭)と水をめぐる民俗信仰

開催⽇:2023年5月15日(月曜)

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5月開講講座の一部ご紹介です。葵祭、正式名称賀茂祭は日本最古の祭りといわれています。賀茂祭の起源について『山城国風土記』逸文によれば、6世紀に天候不順によって作物の生育が悪く、大凶作にて農民たちが憂い悲しんでいることを察した天皇が神官に占わせたところ、賀茂大神の祟りであることがわかりました。ただちに賀茂大神の祭祀を盛大に行った結果、天候が回復して、また五穀が無事に実り豊作になりました。それ以来、賀茂大神は祈雨止雨、河川の治水、さらに農業、諸産業の守護神として崇敬を集めるようになったといわれています。

四季を通して行われるまつりや諸行事は、人と神仏とが交感する機会でもあり、また、人々がふと立ち止まって過去を振り返り、自らを省みるときでもあります。さらにまつりや行事には、それぞれの季節ごとの意味付けがなされています。春には春の、秋には秋の、季節ならではの祈りや願いが込められているのです。そのような、「京の歳時記」の春から夏のまつりと行事の裏側に秘められた民俗的意味について読み解いてみたいと思います。

5月15日(月曜)15:00~16:15『賀茂祭と水をめぐる民俗信仰八木 透 先生(佛教大学 歴史学部 教授、世界鬼学会会長)

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