開催⽇:2023年1月23日(月曜)
1月開講講座の一部ご紹介です。平成29年に世界遺産登録された長崎のキリスト教関連遺産の教会群は潜伏キリシタンがカトリックに復帰したのちに建立したものです。長い潜伏の歴史が終わった証しといっても過言ではないでしょう。今回は長崎県五島列島の教会を中心として、この地域にフォーカスしてみたいと思います。禁教が解かれたあといかにしてこの地域にキリスト教信仰が定着して今に至ったのかを、五島の人々の暮らしや外海とのつながりとともに考えてみたいと思います。
近年は極度にグローバル化が進み、私たちの暮らしの原点が見えにくくなってきているように感じます。そのような現代社会にこそ、求められているのが民俗学ではないかと思います。日々の暮らしの根底に今もひっそりと息づく伝承の世界へご案内しましょう。
1月23日(月曜)15:00~16:15『長崎の教会群とキリスト教信仰の定着Ⅱ-外海から五島へ-』村田 典生 先生(佛教大学非常勤講師)
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