開催⽇:2022年12月14日(水曜)
12月開講講座の一部ご紹介です。藩とは何であろうか。藩主とも言い、大名とも呼ぶ。藩士と家臣との概念上の異同はどうなのか。本来は軍事集団であった戦国時代以来の大名家も、徳川時代の持続的平和の下で平時行政を担当する行政官僚制組織へと変貌していく。彼らはどのようにして高度な行政的技能を身につけていったのか。侍官僚制の組織原理を探っていく。
2022年度前期講座(4~9月)では、武士が発生し、武士領主制が発展した中世の時代を見てきました。2022年度後期講座(10~3月)は、戦国時代を経て天下統一の過程をたどり、徳川幕府と幕藩体制が確立していく過程を検討します。そしてその中で武士道がどのように形成され、またどのようにあらたな方向へと発展し、どのような意義を有していたのか、それらの諸問題を探求していきます。
12月14日(水曜)15:00~16:15『大名家(藩)の構造』笠谷 和比古 先生(国際日本文化研究センター名誉教授)
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