開催⽇:2022年10月4日(火曜)
10月開講講座の一部ご紹介です。能は650年以上演じ継がれてきました。もともと庶民芸能として始まった能は、五穀豊穣、寿福増長を願う宗教的側面と万人快楽の娯楽的側面を持っていました。観阿弥、世阿弥親子は、足利義満との出会いにより、義満好みの文芸的、美的な物へと変質させてゆきます。また戦乱続く南北朝時代の憂世感の中で、死者の霊がこの世に立ち返り、思いの丈を語り、弔われて成仏する、鎮魂の能も書かれました。草も木も成仏するという自然に対する想いも、能の大きな要素です。これらの考え方は、能が続くとともに、日本人の精神性にも大きな影響を及ぼしました。今期の講座では、やさしく能の基本がわかるよう、様々な角度からお話しします。
能は仮面劇と言われ、能面は能を特徴付ける重要な要素です。翁面から始まり、いろいろな面が作られました。会場に能面を持込み、実物から能面の内在する深い精神性を感じていただきます(※画像はイメージです。実際の能面とは異なります。)。
10月4日(火曜)13:00~14:15『能面』河村 晴久 先生(能楽師 観世流シテ方)
⇒講座内容の詳細は『デジタルパンフレット』P.23をご覧ください。
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