Department of Early Childhood Care and Education
卒業生紹介(インタビュー)
ALUMNI INTERVIEW01幼稚園教諭
友達、保育の現場、 先生との距離、先輩方。 全て近い環境が、経験と学び、 安心につながります。

田辺 恋奈 さん
- 卒業年次
- 2019年次
- 卒業学部・学科
- 教育学部教育学科
- 出身校
- 福井県立美方高等学校
- 就職先
- 佛教大学附属幼稚園
- 取得した免許・資格
- 幼稚園教諭一種免許状・保育士
INTERVIEW 01
-
教育にかかわりたいと思ったきっかけや、
佛教大学を選んだ理由を教えてください。 -
高校生の時、陸上部の寮生活で顧問の監督さんのご家族と一緒に住んでいたことがあり、幼い娘さん二人と生活を共にする機会がありました。一緒に暮らしている中で、子どもたちとかかわることが楽しくなり、周りからの勧めもあって将来は教育関係に進みたいと思うようになりました。
大学でも陸上を続けたいという想いと、幼保の免許が取得できることにメリットを感じ、佛教大学を選びました。



INTERVIEW 02
- 学習のテーマや具体的な内容はどのようなものでしたか。
-
幼児の発達について基礎的な知識をはじめ、幼児理解、保育者の援助、発達心理学など、具体的な事例をもとに学びました。正直、実習は不安が大きかったです。でも事前指導や事後指導など、先生方も丁寧にサポートしてくれましたし、附属幼稚園での様子や子どもの風景を事前に知ることができ、安心感につながりました。初めは子どものペースについていくことができず、焦ってしまうこともありましたが、実習を繰り返すうちに気持ちにゆとりができ、子どもたちのことを落ち着いて考えられるようになりました。
実習の事後指導で、担任の先生や学生のみんなと、分からなかったことやよかったことを話し合ったことも、視野が広がり自分にとってもプラスになりました。
ピアノの授業では一人ひとりのペースに合わせて練習できる点や、先生とのマンツーマンでの指導のおかげで自信を持てるようになりました。
INTERVIEW 03
- 大学での学びを働きだしてみて活かすことができましたか。
- 経験が何より一番大きいと思います。実習を通して、現場で感じたことや学びは、実際に働きだした今とても役に立っています。クラブ活動や大学生活で好きなことに打ち込んできた自信と、人とかかわることで身につけたコミュニケーション力のおかげで、子どもたちや保護者の方としっかりと向き合い接することができています。


INTERVIEW 04
-
佛教大学で先生を目指す上での魅力やメリットを
教えてください。 - 現場体験や実習の機会が多く、附属幼稚園との連携が大きな魅力です。何よりもそこで働いておられる先生方の姿を近くで見られる環境があるというのがメリットだと思います。それは自分の課題を発見し、学びにつながるからです。園長先生が大学の先生でもあるので、疑問に思う事や質問などもすぐに聞けるところも嬉しかったです。
INTERVIEW 05
- 最後に、これから先生を目指す学生にメッセージをお願いします。
-
今の仕事が楽しくて、本当に毎日が凄く充実しています。
学生の頃は社会人になることへの不安もありましたが、働きだしてみて先輩の先生から、「保育は正解も間違いもないから、どんどんチャレンジして次に活かせばいい」とアドバイスをいただき、今は自分なりに楽しみを見つけることができています。
はじめは「子ども」や、「幼稚園の先生」に興味があるくらいでいいと思います。学んでいくうちにどんどん楽しみが見つかると思います。専門的な知識や子どもたちとの触れ合いで、難しさや楽しさ、保育の仕事の大切さを学んでいくことができます。4年間のキャンパスライフはあっという間なので、めいっぱい好きなことに打ち込みながら楽しんでもらいたいです。
02保育士
幼児教育の先も見据えた、 教育にかかわる幅広い学び。 「教育の佛大」が 私の求めていた場所でした。

川瀬 安理 さん
- 卒業年次
- 2020年度
- 卒業学部・学科
- 教育学部教育学科
- 出身校
- 京都橘高等学校
- 就職先
- 宇治市立小倉双葉園保育所
- 取得した免許・資格
- 幼稚園教諭一種免許状・保育士
INTERVIEW 01
-
教育にかかわりたいと思ったきっかけや、
佛教大学を選んだ理由を教えてください。 -
幼稚園の頃の担任の先生が大好きで、その頃から先生になりたいと思っていました。高校生の時には保育士体験に参加し、大学生になってからはこども園でアルバイトをしていました。子どもが「好き」というのが原点です。
「教育の佛大」といわれる佛教大学なので、小学校の先生を目指す学生も多いです。幼児教育・保育について学べることはもちろん、その先も見据えて学べる環境があると思い佛教大学を選びました。



INTERVIEW 02
- 学習のテーマや具体的な内容はどのようなものでしたか。
-
1年生の頃は教育学科全体で同じ講義を受けることが多く、グループワークもあったおかげで交流が深まり、お互いに切磋琢磨することができました。ただ当初は教養科目といわれるもの、例えば行政や憲法について学ぶ授業もいくつかあり、正直面白くない、もっと保育のことを学びたいと思いました。しかし、そこが基礎となり学年が上がるにつれて専門的な分野に進んでいき、面白くなっていきました。
特に実習は大きな学びとなりました。一日を通して何十日間も保育の現場にいることの大変さと充実感を味わうことができ、貴重な経験となりました。なかなか泣き止んでくれない子がいたり、年齢によって異なる対応に悩んだりしたこともありました。初日から心を開いてくれる子、少し距離をとる子など様々な子どもたちがいたことも覚えています。どのような遊びが好きなのか観察したり、視線や笑顔を送ってみたり、話しかけたりすることで、徐々に距離が縮まり打ち解けることができました。実習を通して先生になりたいという気持ちが一層強くなりました。
INTERVIEW 03
- 大学での学びを就職してから活かすことができていますか。
-
理論的なことはもちろん、講義で学んだ手遊びやピアノは実際の保育においても役立っています。ピアノは大学に入ってから地域のピアノ教室で習い始め、講義でも練習して身につけました。講義においてグループ発表で歌ったり踊ったりしたことが、自分の強みになっていると感じています。
子どもの命を助けるためのAEDの使い方も、何度も講義で実践し体得しました。就職後の研修を通して、スキルを維持したいと思っています。


INTERVIEW 04
-
佛教大学で先生を目指す上での魅力やメリットを
教えてください。 - 「教育の佛大」というだけに、学びが広く深いことです。校種・教科・領域など多様な専門性を有した先生方がたくさんいらっしゃいます。幼児教育・保育、初・中・高等教育、特別支援と点ではなく面で子どもの成長を見据えた知識を身につけることができます。発達の遅れや発達障がいがある子など、支援を必要とする子どもが増えている現状も踏まえた、最新の学びの環境が整っていると思います。
INTERVIEW 05
- 最後に、これから先生を目指す学生にメッセージをお願いします。
-
保育士は、子どもたちの成長を毎日傍で見守り支えていくことができるとてもやりがいのある仕事だと感じています。子どもの命を預かるという大きな責任を伴いますが、子どもたちや先生方と楽しく充実した日々を送れています。
専門的な学びについていけるかなどの不安もあるかと思いますが、私もみんなで支え合って乗り越えることができました。佛教大学には同じ目標をもっている友人、そして学ぶ環境があります。佛教大学で「先生になりたい」という夢をかなえてください。