京都市立病院大規模災害対応訓練への協力
2019.11.18
10月19日(土)、京都市立病院で大規模災害対応訓練が実施され、本学学生7名と京都看護大学の学生が協力しました。
学生たちは事前勉強会にも出席して災害医療について学び、訓練当日はムラージュ(傷病を表す化粧)を施され、傷病者としてトリアージ(治療の優先順位付け)から、軽症、中等症などの対応治療を受ける役割で参加しました。
訓練では、午前8時45分に最大震度7の地震が発生した想定により、まず対策本部が設置されました。その後、病院スタッフが医師、看護師、事務のビブスを着けてそれぞれ所定の班に分かれて対応訓練が進行しました。
最後には京都市消防局の講評や、学生からの感想、各班からの振り返りが報告されました。京都市内の事業所で、このような規模で災害対応訓練を実施している例は少なく、大いに参考となりました。災害発生時、特に初動の混乱は本学でも想定されることであり、日頃からの訓練の積み重ねや機能的な組織体制の工夫など、事前の備えが大切であることを改めて学びました。
研究推進部社会連携課