第11回 佛教大学小学生俳句大賞作品募集 テーマは自由!どんな俳句でもOK! 応募期間:2017年11月1日〜2018年1月31日必着 応募資格:小学生 応募部門:低学年の部(1〜3年生)高学年の部(4〜6年生) 佛教大学

第11回佛教大学小学生俳句大賞は、日本全国の小学生の皆さんや海外から、36,317句(低学年の部11,255句、高学年の部25,062句)の作品をご応募いただきました。また、団体応募校数は319校でした。たくさんのご応募、ありがとうございました。

厳正な審査により選ばれた作品を発表いたします。

選考委員講評

第11回佛教大学小学生俳句大賞の応募数は、低学年が11,255句、高学年が25,062句、合せて36,317句でした。前回より少し減りましたが、でも、びっくりするくらいのたくさんの応募でした。

小学生に言葉の楽しさを体験してもらうこと、これがこの賞の一番の目標です。小学生時代には、その後の人生で使う言葉の大半を身に着けます。小学生時代にどれだけ言葉を自分のものにするか、そのことがその人の人生に大きく影響するのです。

言葉を身につけるにあたってとても大事な小学生時代、その時代に、言葉は楽しいという体験をすると、言葉が身に着きやすいのではないでしょうか。575、すなわち俳句を作り、そしてその作った句が讃えられることを通して、小学生は言葉の楽しさや魅力に触れると思われます。

ゆびさきでテントウムシは考える

これは今回の低学年の部の最優秀句です。指先のテントウムシはどうしようかと考えています。それを見ながら、テントウムシを指に止まらせている人ははらはらしています。きっとテントウムシと同じ気分になっているのです。この<考えるテントウムシ>をバッジにでもして胸に飾りたいです。

公園のブランコに雪がすわってる

高学年の部の最優秀句です。「雪がすわってる」という言葉がなんともすてきです。雪だってぶらんこに乗りたいのでしょう。雪も人と同じ、という気持ちが、雪を生き生きととらえさせたのだと思います。もしかしたら、ブランコにすわっている雪は小さな雪だるまかも。

この小学生俳句大賞の1回から10回までの作品をもとにして、『小学生のための俳句入門』(くもん出版)ができました。4月に発売です。どうぞ書店で手に取ってください。そして俳句作りに役立ててください。

坪内稔典(選考委員代表・佛教大学名誉教授)

選考委員

青砥 弘幸 (佛教大学教育学部講師)
尾池 和夫 (京都造形芸術大学学長・俳人協会名誉会員)
田中 典彦 (佛教大学長)
坪内 稔典 (佛教大学名誉教授)
原田 敬一 (佛教大学歴史学部教授)
山本 純子 (第55回H氏賞受賞の詩人・俳人)

表彰式

日時 2018年3月25日(日曜) 14:30〜
佛教大学紫野キャンパスで開催
※入賞者(佳作を除く)を表彰式にご招待いたします。

賞

最優秀賞 図書カード1万円
(低学年部門1名・高学年部門1名)
優秀賞 図書カード5千円
(低学年部門4名・高学年部門4名)
選考委員
特別賞
図書カード3千円
(低学年部門6名・高学年部門6名)
入選 図書カード2千円
(低学年部門10名・高学年部門10名)
佳作 記念品
(低学年部門100句程度・
高学年部門100句程度)
学校優秀賞 希望に応じ選考委員による派遣授業
(3校程度)
※学校と相談させていただきます。

最優秀賞

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