佛教大学 STUDY GUIDE 2018 履修要項 保健医療技術学部
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 作業療法学科のカリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針) 保健医療技術学部 作業療法学科 教育課程の特色作業療法学  科対象学科理学療法学科作業療法学科看護学科54Ⅲ 教育課程作業療法に関する基本的な研究内容と基礎知識を学ぶ教養教育を重視しつつ,専門教育の基礎を幅広く学ぶ臨床教育の実習は第1学年から開始し,第4学年まで実施社会福祉関連領域の講義科目を多く開設③作業療法に関する専門的知識と技術を習熟する能力を有している。④作業療法士として必要な企画力・表現力および円滑な対人交流を行う能 力を有している。 ①作業療法士の国家試験に合格しうる専門的知識を修得するため,身体障 がい領域,発達障がい領域,精神障がい領域,老年期障がい領域等に関 する科目を配置する。②作業療法に関連する各種評価に関する科目および福祉機器・用具,住環 境整備,就労支援等に関する科目を提供する。③作業療法の実践場面に対応しうる能力を修得するため,日常生活や社会 適応,余暇関連等の活動に関する演習および学外医療施設等における総 合臨床実習を提供する。④作業療法士としての自覚を促し,向上させるための科目を配置し,各学 年において個人面接を実施する。 1)「入門ゼミ」 入門ゼミにおいて,作業療法に関する学修能力を満たすため基本的な研究内容を紹介・学修していきます。また,研究能力を身につけるための基礎知識についても学修します。2)「専門基礎科目」 作業療法士は単に治療を行うだけでなく,専門職として当事者の期待に応えられるべく,幅広い知識を培うことが求められます。そのため,教養教育を重視するとともに,専門教育の基礎となる充実した専門基礎科目において幅広く学んでいきます。3)「実習科目」 医療技術者にとって,臨床教育は重要な領域です。そのため,臨床実習についての学修を早期に行うことを重要と考え,第1学年次「臨床基礎実習Ⅰ(施設見学実習)」,第2学年次「臨床基礎実習Ⅱ(臨床見学実習)」,第3学年次「臨床評価実習」,そして作業療法の全過程を体験し学修するため,第4学年次に「総合臨床実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(総合学習)」を実施します。4)「社会福祉関連領域科目」 高齢化社会を背景とする社会情勢を踏まえ,作業療法の専門性を保ちながら,より専門教育を深化させるため,社会福祉関連領域の講義科目を多く開設しています。それらの科目の学修により,これからの保健医療に求められる能力の向上を目指します。専門科目 作業療法学科

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