佛教大学 STUDY GUIDE 2018 履修要項 2011年度以降 学部第1学年次入学者適用
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対象学部仏教学部文学部歴史学部 インド・中国・日本において展開された仏教や浄土教の思想と歴史を,諸文献を通して研究します。特に日本浄土教については,法然の教えを中心に学修します。これらのことを通して優秀な僧侶(浄土宗教師)と,高度な仏教研究を専門に行っていく人材を育成します。 また,浄土宗をはじめとする学僧の育成,ならびに大学院に進学する専門研究者の育成に努めます。 日本を中心としつつ,アジア全域にわたる文化現象としての仏教を学修・研究します。歴史に定着し,生活に息づいている仏教の諸事情をとりあげ,思想史・文化史(美術史・文学・書誌学)などの立場からの研究を行うと同時に,そこで学んだ教養と学識を実生活に生かしうる人材を育成します。仏教精神を身に付けて教育職,福祉関係施設,放送関係職,出版関係職,観光業などの分野で活躍できる人材を輩出します。教育学部(2018〜)教育学部(〜2017)浄土・仏教コース社会学部社会福祉学部仏教文化コース86Ⅲ 教育課程〈2種のコース〉自主的な目的設定により選択 仏教学部 仏教学科 教育課程の特色①徹底して仏教を究めることを通して人間力を醸成 建学の精神である仏教思想を究めることを通して全人的教育を目指す。人間の根本問題である生・老・病・死を中心に,人生において遭遇するあらゆる事象を,自ら考え解決していける人間力を有する人物を養成することを目的とする。 そのため,従来の原始仏教・初期仏教・部派仏教・大乗仏教という学問的仏教領域に加えて,現代に生きている仏教を研究対象とする,現代仏教学ともいうべき新たな領域の構築を目指し,現代社会の種々の問題解決への視点をさぐることを特質とする。②全人的教育を重視した1学科制 上記の学部の目的にそって当学部の学生に人間力を醸成することを重視し1学科制とする。その中に専門性を配慮した2コースを設ける。仏教の根本思想を体得し,仏教を専門に研究していける人材の養成と将来仏教界のリーダーとなりうる僧侶(浄土宗教師)を養成するとともに,仏教の精神をもって広く社会において活躍し得る人材を育成する。専門科目 仏教学部仏教学科 

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