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中国社会科学院文学研究所 学術交流協定締結記念 国際シンポジウムⅡ開催報告

2017年12月4日

 本学と中国社会科学院文学研究所は、昨年11月に締結された学術交流協定を記念して、統一テーマ「グローバル化時代における人文学研究の諸相―現代における日中・東西の相互啓発のために」の下に、本年5月に北京にて開催された国際学術シンポジウムに引き続き、去る12月2日(土曜)、佛教大学15号館において「国際学術シンポジウムⅡ(京都会議)」を開催しました。
 今回の京都会議の基調講演および発表は次の通りです。

開会挨拶:田中 典彦(佛教大学学長)
     劉 躍進(中国社会科学院文学研究所所長)

基調講演
    ・寄る辺なき遥かな旅路―杜甫「秦州雑詩」二十首その他を読む
     劉 躍進 研究員(中国社会科学院)
    ・二つの時間が交わるところ
     渡邊 秀一 (歴史学部教授)

研究発表
    ・中国近代の学術とサンスクリットとの関わり
     陳 君 副研究員(中国社会科学院)
    ・漢訳仏典における偈の律動
     齊藤 隆信 (仏教学部教授)
    ・二つの神話中国―周氏兄弟の神話観分析
     譚 佳 副研究員(中国社会科学院)
    ・「時間」のメタファー
     瀬戸 賢一 (文学部教授)
    ・中国における「桃太郎」
     烏日古木勒 研究員(中国社会科学院)
    ・祇園祭の中の中国
     八木 透 (歴史学部教授)
    ・中国新時期における日本文学熱
     趙 稀方 研究員(中国社会科学院)
    ・官僚の出身・昇進制度の比較史的考察
           ―平安時代と唐・宋代における五位・五品以上を中心に―
     佐古 愛己 (歴史学部准教授)
    ・桐城派と北京大学
     王 達敏  研究員(中国社会科学院)
    ・日本文学の近代化と中国
           ―『小説神髄』と梁啓超「論小説群治之関係」について
     坂井 健 (文学部教授)
    ・果てなき苦難のなかの「憂悲」と「愛願」
           ―史鉄生の文学精神と宗教感情
     李 建軍 研究員(中国社会科学院)
    ・方方「軟埋」における“軟埋”
     瀬邊 啓子 (文学部准教授)

閉会総括:黎 湘萍 研究員(中国社会科学院)
     中原 健二 (文学部教授)

 基調講演および発表の内容は人文学におけるさまざまな問題を論じて、シンポジウムの参加者それぞれに刺激と啓発を与えるものとなりました。また、同時通訳を中国の斯界の第一人者である北京外国語大学の郭連友教授と北京大学の丁莉教授のお二人にお願いしました。シンポジウムの内容は専門的で多岐にわたりましたが、両先生の同時通訳によって一層精彩のあるものとなりました。
 今後、本学と文学研究所は、個別的テーマに即したシンポジウムや共同研究などによって、さらに充実した学術交流を行ってゆく予定です。


 

中国社会科学院文学研究所 学術交流協定締結記念 国際シンポジウムⅡ開催報告
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