9月10日の土曜日に嵯峨野広沢の池の横にある「佛教大学アジア宗教文化情報研究所」で国際シンポ「西蔵系仏教美術の諸様式」が開催されました。少々辺鄙なところにある会場にも係わらず多くの参加者を得て、無事終了しました。討議は白熱し時間が足りないくらいでした。このシンポの報告書は年度中に出版される予定です。乞う御期待。
「西蔵系仏教美術の諸様式」改め出版される報告書では「アジアに於ける仏教美術の諸様式 -- チベット・モンゴル・ブータン --」となります。この点で議論が白熱しました。つまりモンゴル仏教やブータン仏教がいかに独自性を持っているのかという点です。意義ある議論だったと思います。
(基調講演) (1:00-2:00)
デイヴィト・ジャクソン博士(ドイツ・ハンブルグ大学教授)
(シンポジウム)(2:00-5:30)
テンパ・ラプテン教授(ラサ・西蔵大学芸術系教授)
プレヴバト教授(ウランバートル・ガンダン僧院仏教芸術研究所長)
今枝由郎博士(フランス国立科学研究センター研究員)
(コーディネーター)小野田俊蔵(佛教大学教授)
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