人間は環境と共存して生きていかなければなりません。ものを食べることや、道を作るために森を切り開くこと、ありとあらゆることが環境問題と繋がっています。すなわち、私たちの日常生活を見つめなおすことで、新たな視点が開けてくるのです。林ゼミでは、これらの問題をいろいろな視点で考えるため、年に一度、3、4回生を交えて、神奈川県にある他大学の国際学部の学生たちと研究交流会を行い、幅広いテーマについて熱くディスカッションを行います。他学年・他大学と意見交換することで新たな視点を養っていきます。そして卒業リポートでは身近にある環境問題をテーマに、どうしたらよくしていけるのか解決策を考えます。


私の研究テーマ

就職先:商社
マイカーだらけの奈良県に、バスや鉄道を発展させる。
地元の奈良県は交通が不便で、マイカーがないとどこにも行けません。そんな不便な奈良県にリニア新幹線の駅を誘致する話が浮上。私はこの駅を中心にバスや鉄道を上手く発展させることができたら便利になるし、車の渋滞も減って排気ガスを削減できるのではと考えました。卒業リポートで未来の奈良県の交通網を提案すると決め、自ら車を走らせ県内の交通事情を現地調査。奈良県を住みよい街にしたいという熱い想いを胸に卒業リポートを書きました。
社会の変化と新しい価値観
【千葉ゼミ】
戦後、「ニート」「婚活」「草食系男子」という新しい言葉が出てきたように、仕事と余暇・結婚・性などに関する私たちの意識は大きく変化してきました。このゼミでは、このような変化と現状、そしてそれが社会構造や制度とどうかかわっていくかを学びます。
東アジアと日本文化
【星ゼミ】
日本と他の東アジア、特に中国や韓国の考え方、行動様式、制度、文化を比較し、それぞれの国や社会の特徴を理解することを目標にしています。物事を唯一絶対主義的に捉えるのではなく、複眼的に相対主義的にとらえる視点の大切さを学びます。
身近にある国際問題
【近藤ゼミ】
「日本人」もしくは「国民」として認められていない人々が、日本で生活するときの諸問題を検討します。焦点は(1)在日韓国・朝鮮人問題、(2)日系外国人の問題。日本人と見た目が同じような外国人の場合、さまざまな問題が潜在化した形で生じています。
報道を読み解く
【辰巳ゼミ】
このゼミでは最近テレビや新聞、雑誌、インターネット等のメディアで報道された記事をとりあげて、それを社会学的に、あるいは社会科学的に(場合によっては哲学、思想的に)解読することを目的とします。
数のもつ意味を知る
【山口ゼミ】
ニュースや新聞によく登場する社会に関する数値の由来について、ゼミ生自身が調べ、それぞれの数値のもつ意味について深く考えていきます。これらの理解を深めることは、数値の海に溺れたり、数値の偏った解釈に惑わされないための「護身術」になるでしょう。
青少年を通して見えてくる社会
【作田ゼミ】
青少年の言動は「社会を映す鏡」と称されるほど社会現象に対して敏感に反応します。特に少年非行の要因をみると、現代の家族問題や、学校問題など、さまざまな社会的な諸問題を含んでいます。このような「社会の縮図」としての青少年問題を中心に検討していきます。
生きることの困難さと葛藤を見つめる
【松田ゼミ】
現在、誰もがさまざまな困難に直面し葛藤を抱えながら生活しています。このゼミでは、「子ども・若者・家族への支援現場をフィールドワークする」をテーマに、さまざまな支援現場を訪ねることを通して、改めて自分を見つめ、社会を見つめ直します。
ジェンダーから考える社会問題
【大貫ゼミ】
このゼミでは、種々の社会問題について、特にジェンダー論の観点から考えていきます。学生同士で文献の内容について議論をしたり、フィールドワークを行うなかで、自分の問題関心を探っていただきたいと思います。
メディアの変化の先を予測する
【内藤ゼミ】
情報・通信技術と利用環境の急速な変化が進むなかで、ハード・ソフトの仕組みを理解しながら、それがもたらす社会的影響、予測される問題とそれへの対応(解決策)などを検討します。またマルチメディアと通信を効果的に利用する方法の習得も目指します。
メディア文化と現代社会の関係を考える
【村瀬ゼミ】
メディア文化と現代社会がどのように交差しているのかを考えるために、ゼミ生それぞれがテーマを設定して研究を進めます。取り上げる領域は音楽ライブ・雑誌・ファッションなどさまざま。資料分析やフィールドワークなどを行いながら卒業リポートを作成します。
コミュニケーション手段の発達と社会問題の関係を捉える
【吉見ゼミ】
情報コミュニケーション手段の発達と、現代社会が抱える問題の関係を対象に、ゼミの研究を展開していきます。また、プレゼンテーションの向上にも力を入れており、ゼミ生の相互評価を導入することで、優れた点や改善点を的確に把握できるように工夫しています。
生活者の視点で環境を五感をつかって捉える
【萩原ゼミ】
ゼミのテーマは生活者からみた地域・環境マネジメント。社会や経済に関する本を講読し、ときには学外に出て地域・環境問題を五感で感じます。環境問題ばかりでなく社会全体の問題への理解を深め、生活者として自ら考え、人に伝えられることを目標にしています。
都市と地域の未来を、過去と現在から考察する
【堀江ゼミ】
私たちの生活空間である都市と地域を構成するさまざまな要素の過去と現在を見つめ、都市環境の未来を考えます。2016 年のテーマは「高瀬川」。地域の人たちや国内外から観光で訪れる人たちとコミュニケーションを取りながら、高瀬川の存在意義について考えます。
持続可能な社会を人々とともに考える
【満田ゼミ】
自然と調和し、社会的公正で持続可能な社会をテーマに演習します。環境問題、発展途上国支援、格差社会、福祉や教育問題など各自の希望に沿った多様な社会問題群に焦点を当てます。単に本を読むだけでなく、現場を歩き、そこで暮らす人々と共に考えていきます。
京都という都市がもつ課題を学ぶ
【関谷ゼミ】
古都・京都には、公共交通など交通対策、中心部の景観問題、観光振興対策、空洞化する地域と高齢化対策など、暮らしに密着したさまざまな問題があります。こうした京都という都市の政策課題について勉強していきます。
マーケティングで社会問題の解決を目指す
【的場ゼミ】
消費者をひきつけ、心に訴えかけ、商品を購入して満足を得るまでの一連の計画と実践のプロセスをマーケティングといいます。ゼミでは、マーケティングの基礎を学習することからはじめ、各人研究テーマを決め、最終的に問題解決のための提案を報告書にまとめます。
グローバルな視点から多様な社会課題を考える
【高橋ゼミ】
グローバルと言われながら、地域紛争や国際的なテロばかり報道され、国境の枠をこえて「一つの世界」を目指す動きはほとんど見えてきません。このゼミでは、このグローバリゼーションの動きを全体としてとらえ、情報社会、超高齢化社会における多様な課題を考えます。
これからの社会の公共政策のあり方を模索する
【大藪ゼミ】
人口の減少や深刻化する財政問題などに直面する今日、持続可能な社会を構築するために求められる公共政策のあり方を模索していきます。3 回生のときには、担当教員の行政機関(労働省・内閣官房内閣内政審議室)における経験を基にした授業が行われます。
生涯にわたって考えるべき、地域社会の問題を発見する
【瀧本ゼミ】
春学期は京都中心に地域社会の諸問題を学び、秋学期は社会学・社会調査の文献研究を行い、余裕があればフィールドワークに出て探索します。地域社会の諸問題を調べることをきっかけに、一つのテーマを生涯にわたって考え続けることを目指します。
日本の財政赤字を考える
【藤井ゼミ】
日本の「借金」は800兆とも1,000兆とも言われており、先進国のなかでも財政赤字に苦しんでいる国です。現在の「赤字まみれ」の日本の財政は、歴史的かつ構造的に勉強しなければならない重要なテーマ。このゼミでは、こうした日本の財政について考えていきます。