「凶悪化」する少年犯罪から、「安全」だと言われてきた原発の事故まで、私たちの生きる社会には、さまざまな問題が存在しています。これらはどのような意味で問題なのでしょうか?例えば1920年代のアメリカでは飲酒が大問題となり、禁酒法ができるまでに発展しました。でも、時代が変わればどうでしょう。誰もが陽気にお酒を楽しんでいます。このように社会問題というのは、その時代の社会の価値観や文化をよく表しています。表面的なニュース報道の水準を超えて、「本当に問題なのだろうか」と疑問の目を持って見ると面白い事実が見えてきます。研究を進めるにあたって大切なのは、とにかく本を読むこと。学生たちは年間30冊近くの本に触れ、議論を深めていきます。

研究テーマに関連ある書籍について、 図書室のデータベースで検索。 棚ごと読破する学生もいる。
ゼミ合宿では卒業レポートの中間報告を行い、同級生同士で率直な意見交換を行っています。

私の研究テーマ

黒田実都生さん(4回生)
就職先:塗料メーカー

聴覚障がい者に立ちはだかる「9歳の壁」。

僕は4年間、 手話部に所属し、 たくさんの聴覚障がい者の方と交流をしてきました。 こうした活動を学びと繋げたいと考え、手話教育の問題をテーマにしました。図書室で文献を読みあさり、手話部で知り合った方を通じて、3校のろう学校を取材。 その結果、見えてきたのは「9歳の壁」。 教育レベルが1段上がる小学3年生のタイミングで挫折する子が多く、耳から情報を得られないことがまた、遅れを広げていく要因にもなっています。補習教育の充実化が必要だと痛感しました。

そのほかに、こんなゼミもあります

文化・国際コース山本ゼミ