日本は少子高齢化が進み、労働人口が減少しています。さまざまな業界で人手不足が騒がれているなか、その問題は地域社会にまで及んでいます。その一例が祭り。伝統を受け継ぐ若い世代が少なくなり、全国各地で祭りの継承が難しくなっていることをご存知ですか?日本三大祭の一つである、祇園祭でさえ、旧住民と新規住民が手を取り合って、人手不足を補いながら祭りを作り上げているのです。しかし、地域によっては伝統を重んじるばかりに、新規住民の参入を認めない祭りもあるそうで、今後、日本の祭りを守るには多くの課題が残されています。こうした背景から、大谷ゼミではフィールドワークを行い、京都の祭りを参与観察(祭りの担い手に加わって調査すること)したり、住民にインタビュー調査しています。地域の人たちがどのようにして、世代間で祭りを継承し、地域を活性化しているのかを調べていきます。実際に、神輿行列に参加し、儀式で使う祭具を持つ大役を任されたことがあり、祭りを楽しみながら、調査していきます。

京都の祇園祭での鯉山の山鉾巡行。ゼミではこの鯉山を維持・運営する鯉山保存会に密着し、調査しました。
京都の美山町にある本学施設「美山荘」でゼミ合宿を行い、卒業リポートのテーマを探ります。

私の研究テーマ

小澤美輝さん(4回生)
就職先:医療事務

町おこしの起爆剤!?アニメロケ地を巡る聖地巡礼が地域を活性化させる。

私は元々アニメが好きだったので、聖地巡礼が地域を活性化させるのか卒業リポートで調べることに。人気アニメのロケ地となった滋賀県豊郷町を実際に訪れ、まちおこし実行委員会の方にインタビュー。私の調査では、アニメ人気は大河ドラマなどに比べると一過性のものではないとのことだったのですが、それでも放映終了後は徐々に客足が衰退。そこで、商工会や実行委員会の方々がファンのオフ会などのイベントを主催し、豊郷町を盛り上げていました。こういった地道な努力が地域を元気づけていくことを学びました。

そのほかに、こんなゼミもあります

文化・国際コース大谷ゼミ