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公開講座のご案内(2018前期)

教養を深める<歴史・民俗・伝統>

公益財団法人 古代学協会提携講座 百舌鳥・古市古墳群、世界遺産登録にむけて

現在、大阪では、百舌鳥(もず)・古市古墳群の世界文化遺産登録を目指して、様々な活動を続けています。世界一大きな仁徳陵古墳・応神陵古墳はその被葬者が様々に議論されており、五世紀の天皇の実在を疑う考えもあります。全長400mを超える巨大古墳はどのように造営されたのか?王権を支えた豪族は?考古学と史料研究の最前線を紹介します。

大阪府立狭山池博物館学芸員 西川 寿勝

講座概要

受講料
1回 1,000円
定員
各回 150名(当日先着順)
開講予定
全5回 毎回水曜日 15:30~17:00

講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。

古代学協会正会員は受講料が無料となります。
 受付にて古代学協会受講証(正会員)をご提示ください。

講座詳細

テーマ 総論 世界遺産委員会と世界遺産登録
講師 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)
内容 ユネスコ世界遺産委員会は毎年一回、193の加盟国によって世界遺産について検討する委員会です。これまでに1052件以上の文化遺産と自然遺産が認定登録され、日本も20件が登録されています。世界遺産委員会は国の代表などによる非公開会議で、予算や危機遺産への対応なども話し合われます。2004年に参加した時の体験談をまじえ、委員会の実態を紹介します。
開講日時 2018年5月23日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 応神天皇の実在性研究
講師 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)
内容 百舌鳥・古市古墳群を世界遺産登録するにあたり、仁徳陵古墳・応神陵古墳などの名称が採用され、被葬者論や天皇の実在性など、さまざまな議論がおこっています。近年、応神天皇の実在性について、史学・考古学から新たな説が示され、話題となっています。五世紀王権の本拠地は河内か?大和か?諸説を検討します。
開講日時 2018年6月6日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 倭の五王と陵墓古墳の被葬者研究
講師 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)
内容 『宋書』倭国伝には五世紀のわが国に五王がいたことを記します。五王は『古事記』『日本書紀』の天皇の系譜や事績と対比して、斉・興・武が允恭天皇・安康天皇・雄略天皇とされますが、讃・珍は定まりません。また、各天皇の陵墓古墳も諸説あり、さまざまに検討されています。百舌鳥・古市古墳群の陵墓伝承の謎解きです。
開講日時 2018年7月4日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 五世紀王権と世界遺産 沖ノ島祭祀遺跡
講師 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)
内容 近年、朝鮮半島南端の小島から、倭系武器・武具などを副葬する古墳がいくつも発見され、倭の五王が九州から海を渡って、中国に通じたルートが復元されつつあります。そのルートの起点にあるのが海の正倉院、沖ノ島です。数多くの祭祀遺物は何を意味するのか?世界遺産沖ノ島を紹介します。
開講日時 2018年8月1日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 百舌鳥(もず)・古市古墳群 世界遺産への道のり
講師 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)
内容 2017年に日本政府の推薦候補に選定された百舌鳥・古市古墳群は、暫定リスト入りした佐渡金山・三内丸山遺跡などとともに世界遺産登録を目指しています。世界遺産登録にはどのような道のりがあるのか、世界遺産登録に向けてどのような取り組みを行ってきたのか、課題の克服や残された問題を紹介します。
開講日時 2018年9月5日(水曜)  15:30~17:00

開講日一覧

2018年 5月23日
総論 世界遺産委員会と世界遺産登録

講師: 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)

  6月6日
応神天皇の実在性研究

講師: 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)

  7月4日
倭の五王と陵墓古墳の被葬者研究

講師: 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)

  8月1日
五世紀王権と世界遺産 沖ノ島祭祀遺跡

講師: 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)

  9月5日
百舌鳥(もず)・古市古墳群 世界遺産への道のり

講師: 西川 寿勝 (大阪府立狭山池博物館学芸員)