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公開講座のご案内(2018前期)

教養を深める<歴史・民俗・伝統>

近世の武家政権と天皇制

徳川幕藩体制の下における天皇制の意義について考えます。この時代の天皇と朝廷は政治権力も財力も皆無に近かったけれども、何故に存続しえたのでしょうか。そしてそれは幕末の政治過程の中でどのようにして浮揚し、近代日本の天皇制として確立されるにいたったのか。他方で権力も政治的権能をもたないままに経過した徳川時代二百年の天皇の姿は、今日の象徴天皇制の原型を示しているという点においても重要です。

大阪学院大学法学部教授 笠谷 和比古

講座概要

受講料
1回 1,000円
定員
各回 150名(当日先着順)
開講予定
全12回 毎回水曜日 15:30~17:00

講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。

講座詳細

テーマ 中世 ―織豊期の武家政権と天皇制
講師 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)
内容 鎌倉幕府の源頼朝の時代から始まり、室町幕府の足利政権を通して、織田信長、豊臣秀吉の時代までを通観しつつ、武家政権が天皇・朝廷とどのような関係を取り持っていたかを考えます。
開講日時 2018年4月11日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 徳川政権と天皇制 ―関ケ原合戦の意義―
講師 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)
内容 関ヶ原合戦と天皇制とは、一見何の関係もないようです。しかし両者は深く結びついており、徳川時代260年をとおして天皇・朝廷の制度が存続したことに関わっています。そのメカニズムを検討します。
開講日時 2018年5月9日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 家康の将軍任官と二条城
講師 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)
内容 二条城とはいったいどのような意味をもち、どのような目的をもって造られた城なのでしょうか。また家康が将軍になって幕府を開きますが、将軍になるというのは、どのようにしてなるのでしょうか。これらを考えていきます。
開講日時 2018年6月13日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 徳川和子の入内と二条城行幸
講師 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)
内容 二代将軍徳川秀忠の女子和子(のちの東福門院)が後水尾天皇の下に入内しますが、どのような意義を有していたのでしょうか。豪華絢爛な二条城行幸とも併せて朝幕関係の実相を明らかにしていきます。
開講日時 2018年7月11日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 紫衣事件と明正女帝の即位
講師 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)
内容 徳川時代には二人の女帝がいます。奈良時代以来となる女帝はなぜ出現したのでしょうか。女帝は、今日の女性天皇の問題とかかわりますが、有名な紫衣事件との関係において女帝問題を見ていきます。
開講日時 2018年8月8日(水曜)  15:30~17:00
テーマ 朝廷官位の役割
講師 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)
内容 大岡越前守はなぜ「越前守」なのでしょうか。彼は越前国とどのような関係があるのか、多くの人が抱く疑問です。浅野内匠頭もです。徳川時代の大名や高級旗本にとって朝廷官位は、どのような意味を有したのでしょうか。徳川時代における朝廷官位の役割を解明していきます。
開講日時 2018年9月12日(水曜)  15:30~17:00

開講日一覧

2018年 4月11日
中世 ―織豊期の武家政権と天皇制

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  5月9日
徳川政権と天皇制 ―関ケ原合戦の意義―

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  6月13日
家康の将軍任官と二条城

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  7月11日
徳川和子の入内と二条城行幸

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  8月8日
紫衣事件と明正女帝の即位

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  9月12日
朝廷官位の役割

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  10月10日
「日本国王」号のゆくへ

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  11月14日
徳川吉宗と国学人脈 ―大嘗祭の復興―

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  12月12日
禁裏の造営と平安京内裏の復元

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

2019年 1月9日
尊王攘夷と幕末の政治過程

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  2月13日
条約勅許問題と安政の大獄

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)

  3月13日
大政奉還と王政復古

講師: 笠谷 和比古 (大阪学院大学法学部教授)