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公開講座のご案内(2018後期)

教養を深める<文学・芸術>

詳説芭蕉『奥の細道』を読むⅡ

原本の魅力・真蹟の鼓動

芭蕉は、我が国を代表する文学者です。『奥の細道』は時代をこえたベストセラーとして愛読されています。芭蕉は155日間の命をかけた東北漂泊の旅で何を見つけ、私たちに何を語ろうとしたのでしょう。旅や俳句の好きな方、少し立ち止まって人生を考えてみたい方、人生の書『奥の細道』をご一緒に読みましょう。今年度は松島からスタートします。原本コピーをテキストに、声を出して読みます。

元柿衞文庫学芸員 瀬川 照子

講座概要

受講料
1回 1,000円
定員
各回 150名(当日先着順)
開講予定
全12回 毎回木曜日 13:00~14:30

講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。

講座詳細

テーマ 越後の遊女
講師 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)
内容 難所が続く日本海沿岸。疲れた芭蕉の耳に隣室の遊女の歎き話が聞えてきます。薄幸の遊女との出会いは物語的です。きびしい奥の細道の旅の中で、一つの光彩を放つ場面です。
開講日時 2018年10月4日(木曜)  13:00~14:30
テーマ 出会いと別れ・秋の風
講師 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)
内容 金沢に入った芭蕉。季節は秋になりました。前途のある若い俳人の死に出会い、芭蕉の悲しみは秋の風となります。人の世は、出会いと別れをくりかえします。芭蕉の人間愛にふれてみます。
開講日時 2018年11月1日(木曜)  13:00~14:30
テーマ 山中温泉と曽良との別れ
講師 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)
内容 金沢から那谷寺へ、そして今の石川県にある山中温泉へ。旅の疲れを癒しながら、宿の若い主人との、ほのぼのとした交流を持ちます。体調を崩した曽良と別れて一人旅となった芭蕉に、秋の風が身にしみます。北陸と秋の風、芭蕉の平明な中に愛情のこもった句を鑑賞しましょう。
開講日時 2018年12月6日(木曜)  13:00~14:30
テーマ 福井気比神宮
講師 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)
内容 別れと出会い、これが人生なのでしょう。福井では旧知の友と再会の喜びに、芭蕉の心もはずみます。「名月や北国日和(ひより)定めなき」、日常会話のような軽々とした趣の句に、新しい芭蕉の句風が生まれます。芭蕉の心の変化に注目してみましょう。
開講日時 2019年1月10日(木曜)  13:00~14:30
テーマ 奥の細道結びの地大垣
講師 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)
内容 「奥の細道」の長い長い旅の終着地大垣に着いた芭蕉は、門人たちの温かい歓迎とねぎらいの中で、旅の疲れをほどいてゆきますが、又再び、伊勢へと旅立ちます。芭蕉の旅はここで終わるのでなく、まだ続くのです。「蛤のふたみにわかれ行秋ぞ」、又別れがきます。人生は終わりのない旅なのですね。
開講日時 2019年2月7日(木曜)  13:00~14:30
テーマ 奥の細道とその後
講師 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)
内容 「奥の細道」の旅を終えた後も、芭蕉の旅は続きます。漂泊こそが人生の大望と言う芭蕉の心境をのぞいてみましょう。『おくのほそ道』を清書した素龍の跋文も鑑賞します。旅の詩人芭蕉の人間像が浮かび上りましたでしょうか。
開講日時 2019年3月7日(木曜)  13:00~14:30

開講日一覧

2018年 4月12日
済
中尊寺金堂

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  5月10日
済
尾花沢から立石寺へ

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  6月7日
済
五月雨をあつめて早し最上川

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  7月5日
済
出羽三山へ

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  8月2日
済
象潟(さきかた)と美女西施(びしょせいし)の面影

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  9月6日
済
荒海の佐渡

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  10月4日
越後の遊女

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  11月1日
出会いと別れ・秋の風

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  12月6日
山中温泉と曽良との別れ

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

2019年 1月10日
福井気比神宮

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  2月7日
奥の細道結びの地大垣

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)

  3月7日
奥の細道とその後

講師: 瀬川 照子 (元柿衞文庫学芸員)