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公開講座のご案内(2018冬学期)

仏教を極める

仏教探求講座 仏・菩薩とは何か

「仏教」は歴史上のある特定の時期に生じたものではなく、仏の死後(仏滅後)に、次第に創られたのです。直弟子達は仏の記憶を語り合い、記憶は諸教団・諸学派の中で保持され、形を変えて諸地域に伝播していきました。その間、絶えることなく「仏とは何か」が問われ続けました。
仏とはまず、歴史上の人格としての仏ですが、その人格を超えて「仏」たらしめた真理の教えそのもの(聞法の対象)でもありました。また、仏とはその教えに現れる衆生救済の意志や行状の担い手でもあり、その意味では誰もが「仏」になる(成仏)、あるいは見る(見仏)可能性があります。「菩薩」思想です。
本講座はインド、中央アジア、東アジアへと仏教が伝わる中で、多層的に眺められ、思慕されてきた「仏・菩薩」について学びます。

コーディネーター 佛教大学仏教学部教授 田山 令史

講座概要

受講料
1回 1,000円
定員
各回 150名(当日先着順)
開講予定
全12回 冬期 毎回金曜日 10:30~12:00

講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。

講座詳細

テーマ 仏陀観の発展
講師 曽和 義宏 (佛教大学仏教学部准教授)
内容 仏教には、無数の仏・菩薩たちが出現します。仏・菩薩たちはどのようにして発展(拡大)していったのか。そのことがどのような影響を与えたのかについて、考えてみたいと思います。
開講日時 2018年1月12日(金曜)  10:30~12:00
テーマ 仏の分類整理
講師 曽和 義宏 (佛教大学仏教学部准教授)
内容 仏陀観の発展とともに、新たな疑問が生じます。仏・菩薩の本体とは何か。自らが信仰する仏・菩薩はどのような存在か。この仏とあの仏の関係はどうなっているのか、などです。これら仏の分類整理に関する議論である、仏身仏土論についてお話しします。
開講日時 2018年2月16日(金曜)  10:30~12:00
テーマ 仏と衆生の関わり
講師 曽和 義宏 (佛教大学仏教学部准教授)
内容 仏・菩薩とわれわれ衆生はどのように関わり合うのでしょうか。仏・菩薩の救済はどのようにして発動されるのでしょうか。仏・菩薩と衆生の関わりについて、阿弥陀仏と衆生の関わりを中心にお話しします。
開講日時 2018年3月9日(金曜)  10:30~12:00

開講日一覧

2017年 4月14日
済
『般若経』などに説かれる「空(くう)」の思想

講師: 森山 清徹 (佛教大学仏教学部教授)

  5月12日
済
龍樹の『中論』に説かれる「空(くう)」の思想

講師: 森山 清徹 (佛教大学仏教学部教授)

  6月9日
済
仏教の説く深層心理の構造―アーラヤ識―

講師: 森山 清徹 (佛教大学仏教学部教授)

  9月1日
済
『般舟三昧経』と観仏経典

講師: 西本 明央 (佛教大学講師)

  9月8日
済
中国における観仏経典受容と仏身論

講師: 西本 明央 (佛教大学講師)

  9月29日
済
立ち現れる阿弥陀仏

講師: 西本 明央 (佛教大学講師)

  10月2日
済
仏・菩薩の徳とその讃歌

講師: 藤堂 俊英 (佛教大学仏教学部教授)

  11月6日
済
誓願と六波羅蜜

講師: 藤堂 俊英 (佛教大学仏教学部教授)

  12月4日
済
五劫思惟の阿弥陀仏

講師: 藤堂 俊英 (佛教大学仏教学部教授)

2018年 1月12日
仏陀観の発展

講師: 曽和 義宏 (佛教大学仏教学部准教授)

  2月16日
仏の分類整理

講師: 曽和 義宏 (佛教大学仏教学部准教授)

  3月9日
仏と衆生の関わり

講師: 曽和 義宏 (佛教大学仏教学部准教授)