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公開講座のご案内(2016秋学期)

現代社会を生きる

知られざる近代仏教の世界

本講座では、一般にはほとんど知られていない「近代仏教」を取り上げます。近代仏教とは幕末・明治維新から太平洋戦争までの日本仏教を指します。現在、この近代仏教の研究が各方面で注目されています。近代化、墓と葬送、女性、戦争、清沢満之、グローバル化という6つの観点から検討することで、仏教がわたしたちの思考や生活に及ぼしてきた影響を明らかにするとともに、これからの仏教のあり方についても考えてみたいと思います。

コーディネーター 佛教大学社会学部教授 大谷 栄一

講座概要

受講料
1回 1,000円
定員
各回 150名(当日先着順)
開講予定
全6回 毎回金曜日 13:00~14:30

講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。

講座詳細

テーマ 近代仏教とは何か
講師 大谷 栄一 (佛教大学社会学部教授)
内容 現代を生きる私たちの身近にある仏教は、近代仏教を原型としています。現代仏教を理解するには近代仏教への理解が不可欠です。なぜ、僧侶が結婚するのか、宗門系大学はどのように成立したのか、仏教とメディアの結びつきなど、具体的な話題を取り上げながら、近代仏教の特徴と魅力をわかりやすく説明します。
開講日時 2016年10月7日(金曜)  13:00~14:30
テーマ 墓と葬送の近代(と仏教)
講師 土居 浩 (ものつくり大学准教授)
内容 仏教と墓・葬送は、近代以前とくに近世から、きわめて密接につながるようになりました。そして近代での変化を経て、現代でもなお、仏教と墓・葬送は密接な関係にあります。しかし近世や現代の墓・葬送と比較し、近代での変化は、一般にはほとんど知られていないのが現状です。この講義では、墓・葬送が近代に経験した大きな変化について、紹介します。
開講日時 2016年11月4日(金曜)  13:00~14:30
テーマ 近代仏教と女性
講師 岩田 真美 (龍谷大学文学部講師)
内容 この講義では知られざる近代の女性仏教者を紹介します。吉田松陰はその没後、松陰神社が創建されるなど、一般には神道のイメージが強いが、松陰の母の瀧子(滝、1807~1890)や妹の寿子(寿、1839~1881)は熱心な念仏者であり、明治期の「妙好人伝」にも取り上げられました。「妙好人伝」を中心に彼女たちの仏教思想や活動を紹介します。
開講日時 2016年12月2日(金曜)  13:00~14:30

開講日一覧

2016年 10月7日
近代仏教とは何か

講師: 大谷 栄一 (佛教大学社会学部教授)

  11月4日
墓と葬送の近代(と仏教)

講師: 土居 浩 (ものつくり大学准教授)

  12月2日
近代仏教と女性

講師: 岩田 真美 (龍谷大学文学部講師)

2017年 1月20日
近代仏教と戦争

講師: 近藤 俊太郎 (龍谷大学講師)

  2月17日
清沢満之を学ぶ

講師: 碧海 寿広 (龍谷大学アジア仏教文化研究センター博士研究員)

  3月17日
近代仏教のグローバル化

講師: 大谷 栄一 (佛教大学社会学部教授)