教員プロフィール

特別任用教員(教授): 江川 溫EGAWA Atsushi

専門分野
西欧中世史
江川 溫 写真
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高校生ぐらいの時からヨーロッパの中世に関心を持ち、ロマン派の歴史小説やホイジンガの『中世の秋』などを読んでいました。大学は法学部に入ったのですが、結局は古くからの関心に引き寄せられて進路を変え、西欧中世史の研究者となりました。しかし中世は高校生の頃想像したようなロマンティックな世界でもおどろおどろしい世界でもありませんでした。人びとは当時の条件の下で懸命に生きていたのであり、私たちは丹念な手続きを踏むことで、この人びとのことを理解できると思います。

研究課題
フランス封建社会と「神の平和」運動
フランス中世王権の神話的・歴史的正統化
西欧の貴族階級
略歴
1979年3月、京都大学文学研究科博士課程2年次修了、中退。1979年4月から大阪大学文学部助手、教養部講師、教養部助教授、文学部助教授、文学部教授、文学研究科教授を歴任。2016年3月、大阪大学を定年退職
2005年4月~2009年3月、放送大学客員教授を兼務。2018年4月、佛教大学歴史学部教授
学位
文学修士
所属学会
日本西洋史学会
史学研究会
日仏歴史学会
西洋中世学会
主な著書・論文
『岩波講座世界歴史8 ヨーロッパの成長』(編著) 岩波書店、1998年3月

『西欧中世史(中)成長と飽和』(共編著)ミネルヴァ書房、1995年11月

『西欧中世史(下)危機と再編』(共編著)、ミネルヴァ書房、1995年11月

『死の文化誌―心性・習俗・社会』(共編著)、昭和堂、2002年10月

『ヨーロッパの歴史』(編著)、放送大学教育振興会、2005年3月

「『神の平和』運動と12世紀カペー王権」『史林』62-1、1979年

「ラン司教アダルベロンと『ロベール王に捧げる歌』―ヨーロッパ三職分論研究序説」『史林』64-4、1981年

「『神の平和』運動の軌跡が照らしだすもの-11、12世紀における平和理念と紛争処理-」服部春彦・谷川稔編『フランス史からの問い』、山川出版社、2000年

大学紹介