准教授: 佐古 愛己SAKO Aimi
- 専門分野
- 日本中世史
日本古代史
古記録・古文書学


古代から中世へ、社会が大きく変化した平安・鎌倉時代の貴族社会について研究しています。数百年の時を経た京都の地で、当時の人々の行動や思考を、古記録や古文書から読み取ることは、とても興味深いことだと思います。史料を読解するためには、学習と努力が必要ですが、過去の人々の生き様や社会のしくみを知ることは楽しく、また、現代に生きる私たちにとって、いろいろと考えさせられることも多いはずです。京都のさまざまな地を訪れて、一緒に歴史を繙いていきましょう。
- 研究課題
- 叙位・除目に関する研究
平安貴族社会・中世公家社会の研究
平安・鎌倉期京都の研究 - 略歴
- 立命館大学 文学部 史学科 日本史学専攻 卒業
立命館大学大学院 文学研究科 史学専攻 博士課程後期課程 修了
立命館大学 COE推進機構 ポストドクトラルフェロー
立命館大学 文学部 任期制准教授 - 学位
- 博士(文学、立命館大学)
- 所属学会
- 日本史研究会
史学会
日本古文書学会
日本歴史学会
古代学協会 - 主な著書・論文
- 『陽明文庫 記録文書篇 第9輯 法制資料集』「解説」(共著)
(思文閣出版、2014年9月)
「第2章 藤原忠実-辛酸を嘗めて中世を切り開いた摂関家家長-」(単著)
(元木泰雄・野口実・平雅行編『中世の人物(京・鎌倉の時代編)第一巻 保元・平治の乱と平氏の栄華』清文堂出版、2014年4月)
『平安貴族社会の秩序と昇進』(単著)
(思文閣出版、2012年2月)
「第3章 『兵範記』平信範-筆忠実な能吏が描いた激動期の摂関家-」(単著)
(元木泰雄・松薗斉編『日記で読む日本中世史』ミネルヴァ書房、2011年11月)
「第1章 平安貴族の『雅』と『武』」(単著)
(立命館大学文学部京都文化講座委員会編『立命館大学京都文化講座 京都の公家と武家』白川書院、2011年7月)
「源氏物語の時代-人と文物、デジタル可視化の意義-」(共著)
(『立命館文学』第612号、2009年6月)