教員プロフィール

教授: 榎本 福寿ENOMOTO Fukuju

専門分野
上代文学
榎本 福寿 写真
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『万葉集』では人の死に関わる挽歌に「死」という言葉は一切使いません。一種の忌み詞だったのです。ところが恋愛歌には多用しています。忌み詞を逆手にとって抑えがたい恋の感情を訴えるというわけです。日本最古の散文作品『古事記』でも高度な表現の技法が用いられています。上代文学の世界は実に多様多彩で、興味は尽きません。

研究課題
上代文学における和漢比較研究
略歴
国学院大学文学部卒業
京都大学大学院文学研究科国語国文学専攻博士課程満期退学
北京大学高級訪問学者(2001)
所属学会
上代文学会
古事記学会
主な著書・論文
「日本書紀の災異関連記述を読む-日本書紀の文献学をめざす試み-」
(日本史研究会, 『日本史研究』498号, 2004年2月)

「海幸山幸をめぐる所伝の展開-日本書紀〔本伝〕から一書、そして古事記へ-」
(佛教大学国語国文学会, 『京都語文』第10号, 2003年11月)

「「根国」の展開-日本書紀神代上第五段〔本伝〕と各一書、及び古事記との相関-」
(おうふう, 古事記学会編『古事記論集』, 2003年5月)

「『日本書紀』の「之」に関する調査研究報告」
(佛教大学国語国文学会, 『京都語文』第9号, 2002年10月)

「「うけひ」を論じて『日本書紀』神代上第六段の所伝のなりたちに及ぶ」
(佛教大学国語国文学会, 『京都語文』第7号, 2001年5月)

「『古事記』の「之」の実相を追う」
(おうふう, 『上代語と表記』西宮一民編, 2000年10月)

大学紹介