教員プロフィール

教授: 有田 和臣ARITA kazuomi

専門分野
日本近代文学
比較文学
国語教育
有田 和臣 写真
Message

一般に文学作品は、その作品の内部だけでは完結せず、外部にある文化・風俗、経済、社会構造、その他さまざまな要素と結ぶつくことによって、文字通りの意味を超えた大きな全体像を形成しています。文学作品を読むとき、私たちは書かれた内容と、作品には書かれていない外部の情報とを照合し、結びつけ、作品を読むための文脈を補完しながら意味解釈を行っているのです。このような、書かれた文字の集積としての文学作品と、作品に明示的には書かれない外部の要素とが結びつく際のシステムを探りながら文学作品の存在意義を探ることが、私の研究テーマです。

研究課題
小林秀雄研究
現代文学理論
国語教育における分析批評
略歴
早稲田大学第一文学部 卒業
立教大学大学院博士前期課程 修了
筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程 満期退学
所属学会
佛教大学国語国文学会
昭和文学会
日本近代文学会
日本文学協会
全国大学国語国文学会
筑波大学日本文学会
主な著書・論文
「ごん狐はなぜ撃たれたのか-「権狐」・火縄銃・中山様を繋ぐ必然の糸」
(『京都語文』,2014年11月)

「川端康成「古都」と〈トポス〉としての京都――千重子〝再生〟の主題と「四神相応」への夢」
(『佛教大学総合研究所紀要別冊 京都における日本近代文学の生成と展開』, 2008年12月)

「山田詠美「ベッドタイムアイズ」――〈肉体の言葉〉から〈思い出の言葉〉への探求路(特集=近代文学に描かれた性)」
(『国文学解釈と鑑賞』, 2008年4月)

「小林秀雄と生命主義美術批評――「人格」主義から「肉体」の思想まで―」
(『京都語文』, 2007年11月)

『正確な読み方技術――読解力は訓練で身につく』
(明治図書, 1995年10月)

大学紹介