大学紹介

2017年8月

明日死ぬがごとく生き、永遠に生きるがごとく学べ

マハトマ・ガンディー

解説 / 保健医療技術学部教授 折坂 義雄

 マハートマ・ガンディーは無抵抗・不服従を貫いてインドの独立を実現したと言われています。若い頃から正直と誠実を守り通し、英国に留学した後に弁護士として赴任した南アフリカで、厳しいインド人差別に直面しました。差別に抵抗する運動の過程で、偉大な文学作品や世界の宗教を学び、真理の追求と非暴力のみが、組織的暴力に対抗しうるという確信を得ます。これを守り通すことで現地のインド人の人権を回復させました。インドへ帰国後、民衆に広がった無抵抗・不服従の運動は世界の良心を動かし、非暴力の独立を実現させます。無抵抗・不服従は手段であり、限りない真理の追究こそが彼の揺るぎない意志の源泉なのです。「完全を望んで無限の努力をすることは人間の権利である」と、真理を求め続けながら、暗殺によって突然の死を迎えたガンディーの言葉は、強い現実感をもって私たちに迫ります。

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佛教大学宗教教育センター
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